2021年(令和3年) 1回戦(10月17日) 皇子山球場第1試合

T E A M 1 2 3 4 5 6 7 8 9
東洋大姫路 0 0 1 0 0 0 0 1 0 2
智辯学園 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
森ー村崎
大坪ー高良

東洋大姫路 智辯学園
(遊) 小 松 (右) 松本大
(中) 千 代 (左) 北 野
(右) 山 根 (二) 川原崎
(左) 賀 川 (捕) 高 良
(投) (遊) 酒 井
(二) 岡 部 (一) 今 崎
(一) 浦 部 小 林
打一 高 橋 倉 信
(三) 奥 村 (中) 中 川
(捕) 村 崎 (三) 北 村
(投) 大 坪
残塁 残塁
30 31
東洋大姫路
9回 32
智辯学園
大坪 9回 37
  東洋大姫路 智辯学園
本塁打
三塁打  
二塁打
犠打 千代、岡部、小松、村崎
盗塁 小松
失策
野選 ー 
捕逸 ー 
守備妨害 ー 
今夏甲子園準Vの智辯学園が初戦敗退
 今夏の甲子園で準優勝した智辯学園が、秋季近畿大会初戦で姿を消した。甲子園は19年夏から連続出場中だったが、来春センバツ出場は厳しい状況になった。
 先発のエース右腕・大坪廉投手(2年)が東洋大姫路の森と投手戦を繰り広げた。3回に先制点を奪われたが、連打は許さず。粘投を続けたが、8回にこの試合初めての連打となる中越えの適時二塁打を浴び、2点目を失った。「先頭を出してテンポが狂ってしまった」と序盤3イニングすべてで先頭を出してリズムを作れたなかったことを悔やんだ。また今後に向けて、「配球とボールの質が近畿大会では通用しないことが分かったことがよかった。冬は妥協せず、自分に厳しく甲子園を目指してやっていきたい」と前を向いた。
 打線は中盤から徐々に捉え始め、5、6回はともに2死一、三塁の好機をつくったが、あと1本が出なかった。6安打完封負けで昨秋近畿大会王者が初戦で去ることになった。最後の打者となった主将の酒井優夢内野手(2年)は「力の弱さを感じた。ふがいない試合だった」と振り返り、「課題はバッティング。つなげられないので冬に鍛えて春に向けたい。ワンランク、ツーランク上を目指して夏に臨みたい」と決意を語った。 初戦敗退となり小坂将商監督(44)は「奈良大会優勝したのも奇跡で、力のなさを感じた。大坪は我慢しながら3回以降はしっかり放った。あとはバッターですね。力不足です」と話した。冬へ向けては「若いチーム。これで甲子園はあとは夏だけ」と気持ちを切り替え、鍛錬に励む。
(10月17日 日刊スポーツ)
今夏甲子園準優勝の智辯学園が完封負け

 秋季高校野球近畿大会(17日、東洋大姫路2―0智辯学園、皇子山)今夏の甲子園準優勝の智辯学園(奈良1位)が、東洋大姫路(兵庫3位)に6安打で完封負け。来春の選抜大会出場は絶望的となった。 夏の甲子園を沸かせた智辯学園が完封負けでまさかの1回戦敗退。小坂将商監督(44)は悔しさを噛みしめた。
 「力のなさが全ての面で出た。2年生が引っ張る力がなかった」
 看板の強力打線が相手先発の森に封じられた。三回まで1人の走者も出せず。五回に2死一、三塁、六回に連打で2死一、三塁と好機をつくるも、あと1本が出なかった。
 今夏の甲子園で決勝まで勝ち進んだことで、新チームのスタートが遅くなり、1カ月の調整で臨む形になった。指揮官は「1カ月の時間があったわけで弱さが出た」と言い訳にはしなかった。それでも、先発した大坪廉投手(2年)が8安打されながらも粘って2失点で完投するなど収穫もあった。 今年は長い夏を過ごしたが、これから長い冬に入る。聖地に立つ可能性が残された来夏に向けて、一回りも二回りも大くなって帰ってくる。
(10月17日 産経スポーツ)

 

 

 

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